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41件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2016-11-24 第192回国会 参議院 法務委員会 第10号

刑事裁判において当事者主義が採用されており、予断排除原則もあることから、裁判官の独立が裁判信頼の大前提であるというふうに思います。しかし、国民信頼を損ねかねないような話も聞いているので、本日はその件について伺いたいと思います。  何名かの司法修習生や弁護士の方から、地方裁判所刑事部裁判室には検察官の出入りが多く、頻繁に接触しているという話も聞いております。

山口和之

2015-04-22 第189回国会 衆議院 法務委員会 第10号

○林政府参考人 予断排除という観点からすると、予断を持たないようにするという観点からしますと、まず、この手続裁判員裁判官だけ、あるいは裁判官検察官だけ、このような形で行われるということはあってはならないことです。実際にこの手続は、当然、当事者が全部そろった形で行われます。弁護人公判整理手続に当然必要的に関与しております。その中で行われるものであるということ。  

林眞琴

2015-04-22 第189回国会 衆議院 法務委員会 第10号

したがいまして、そういった形で心証形成というようなものには至らないことでございまして、この問題は、公判整理手続をつくるときに、予断排除という原則がございますが、予断排除観点でこの公判整理手続が問題がないのかどうかという観点から十分に検討された上で現状の公判整理手続ができ上がったものと考えております。

林眞琴

2014-03-25 第186回国会 衆議院 法務委員会 第6号

谷垣国務大臣 通常訴訟では、先ほどおっしゃったような予断排除原則であるとか伝聞法則というものが取り入れられておりまして、裁判所は、起訴状だけを見て、そして訴訟の場では当事者が提出した証拠によって判断していく、そして双方が激しく争う中で事実関係を確定していくということになりますが、少年審判の場合は、そういう構造をとらずに、職権主義的、保護主義とも言っておりますが、裁判所が職権で懇切に、少年の更生

谷垣禎一

2014-03-25 第186回国会 衆議院 法務委員会 第6号

ただ、私が危惧することは、少年法による審判では予断排除原則伝聞法則原則適用されない運用がされているというふうに伺っております。とすると、今までは、裁判官はそもそも、少年が罪を犯したんだというように考えた上で審判をして、それで伝聞法則も排除されているとなりますと、今までの取り調べの結果にかなり依存して、つまり予断だらけで今までは審判に臨んでいたというような印象がございます。

高橋みほ

2014-02-21 第186回国会 衆議院 法務委員会 第2号

そこら辺は、大臣も法務省の大臣ですから、そう言わざるを得ないんだとは思いますけれども、とはいえ、制度としての考え方としては、予断排除それから伝聞証拠法則等証拠法則がない中で、検察官とそれから付添人のついた非行少年とが対立構造にあって、それで、事実認定を争いながら、きちんとした精緻な事実認定を行っていくというのは、使える証拠という意味では、物すごく非行少年にとっては不利な状況が生じることは間違いないんじゃないかなというふうに

椎名毅

2009-04-09 第171回国会 参議院 法務委員会 第7号

予断排除原則はこれで少し骨抜きになるのではないかと、こういう心配を私この間、一、二度質問をさせてもらっておるわけでございますが、せめて手続を主宰する裁判官受訴裁判所とは分離すべきだ、このことを本当にやっぱり私は考えていただきたいというふうに思っておりますし、また公判整理手続を義務化するということであるならば、少なくとも検察官手持ち証拠のリストは全面開示すべきだというふうに思います。

近藤正道

2009-04-09 第171回国会 参議院 法務委員会 第7号

だから、いかにいわゆる市民、素人の裁判員に対して予断排除といいましょうか、あるいは疑わしきは被告人の利益、合理的な疑いを超える範囲に立証しなきゃ駄目なんだよと、立証責任検察官にあるんだよということをやっぱりしっかりとそれはやっぱり説明、説示、裁判官がしないと、もちろんこれは弁護人の大きな責務なんだけれども、かなりやっぱり心配なところがあるんですが、記事を書かれているマスコミ立場から見て、公正な裁判

近藤正道

2009-04-03 第171回国会 衆議院 法務委員会 第4号

仙谷委員 時間がございませんので、この辺で締めくくりに入りますけれども、要するに、刑事裁判にとって一番重要なことは、予断排除原則というのがありますけれども、今のマスコミ状況といいましょうか、それとの関係でいいますと、特に重罪事件の場合には、ある一定期間は相当の報道量があります。悪性の報道があります。

仙谷由人

2009-03-30 第171回国会 参議院 法務委員会 第6号

ただ、まあこればかりやれませんので、最後に私は指摘だけしておきたいんですが、個別事件離れて、二階さんがどうだとか小沢さんがどうだとか、そういう事件を離れて申し上げるわけですけれども、現行の刑事訴訟法予断排除を徹底するために起訴状一本主義というのを取っています。起訴のときに一件記録裁判所に送らない。なぜならば、裁判が始まる前に裁判官予断を与えてはならないから起訴状しか送らない。

前川清成

2009-03-24 第171回国会 参議院 法務委員会 第4号

だから予断排除に反するのではないかと申し上げているんですが、その点について、今の御答弁と私は立場が違いますけれども、御答弁がなかった点、つまり、当事者、例えば検察官が見てほしいと言っているその証拠の中身を見ることについて弁護側反対していると。反対しているのに、公判整理手続でですよ、あえて裁判官が見るということは良くないんじゃないですか。

仁比聡平

2009-03-24 第171回国会 参議院 法務委員会 第4号

仁比聡平君 今の御答弁の中でも、当事者のイニシアチブの重要性が語られるとともに、証拠内容に触れることについての御答弁もあったんですが、ちょっとその点で、争点と証拠整理するというけれども、その中で裁判所公判審理にも当たるにもかかわらず証拠内容に触れることは、私は予断排除原則に反すると思うんですね。    

仁比聡平

2009-03-11 第171回国会 衆議院 法務委員会 第2号

したがって、第一回の公判期日前の鑑定予断排除原則に抵触するようなことはないと思われます。  この点について、裁判官研究会でも、例えば公判整理手続において精神鑑定の請求がなされた場合に、その必要性について捜査段階鑑定内容をもとに当事者双方意見交換をする際には、心証形成目的でないことについて当事者理解を得ることが必要であるとの議論がされているところでございます。  

小川正持

2007-06-13 第166回国会 参議院 法務委員会 第20号

刑事裁判所申立て書を受領するわけですが、申立て書には訴因と損害額記載のみ許され、余事記載は排除されていますから、このような申立て書の受領をもって予断排除原則に反するというのは、余りにも形式的なとらえ方だと思います。  なお、このたびの損害賠償命令制度は、過失割合などが争いになる業務上過失致死傷罪などは対象とならず、四回の審理で終わらない複雑な事案などは通常民事裁判に移行されます。  

番敦子

2007-06-13 第166回国会 参議院 法務委員会 第20号

損害賠償申立て刑事事件審理終結前になされることになっておりますが、それによって刑事裁判予断排除原則趣旨に反することのないような配慮がなされるべきであります。また、この制度対象とされる事件殺人等重大事件であることが予想されますが、これらの事件はそのほとんどが裁判員対象事件でございます。

氏家和男

2007-05-23 第166回国会 衆議院 法務委員会 第19号

○近江屋委員 予断排除原則に則しているという御説明でありました。  先ほどの手続に関する刑事局長の御説明によりますと、本制度における審理回数につきましては、原則として四回以内の審理期日において審理を行うとされております。迅速に手続を行うという要請からは、余り審理回数が多過ぎないということは十分理解できるところでありますが、どのような理由からこの回数を四回とされたのでしょうか。

近江屋信広

2004-06-03 第159回国会 衆議院 憲法調査会 第7号

例えば、通信傍受法の問題で、やはり憲法三十一条の問題、適正手続の問題、そして令状主義の問題が潜脱されているのではないかという問題がありますし、今国会で成立した裁判員法案も、そしてまた公判整理手続という、戦後の刑事訴訟法起訴状一本主義を採用して、予断排除原則公判中心主義で、直接主義口頭主義でやらなければいけない、そういう本来の国民裁判を受ける権利刑事弁護人反対尋問権被告人防御権というものがむしろおろそかにされるような

辻惠

2004-05-27 第159回国会 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号

起訴状一本主義予断排除原則公判中心主義、この刑事訴訟法の戦後定着していた制度を根本的に変容を加える可能性のある公判整理手続導入ということが、ある意味では大きな反対がないままに国会で成立してしまっている。この問題について、やはり極めて大きな危機感問題点を感じます。  

辻惠

2004-04-14 第159回国会 衆議院 法務委員会 第14号

したがって、起訴後の正式の公開法廷での審理というのは形骸化したものではなかったのか、そこについての深い反省があって、そうであるがゆえに、刑事訴訟法の二百五十六条で起訴状一本主義というものを採用して、裁判官公開法廷以前は起訴状だけしか見ていない、予断を持っては臨まないんだ、予断排除原則というものを大原則として、戦後の刑事訴訟法はその精神的な骨格としてうたっているわけであります。

辻惠

2004-04-14 第159回国会 衆議院 法務委員会 第14号

これは、裁判所検察官からの資料だけを一方的に扱うというようなことになれば問題でしょうけれども、今言われている主張整理段階におきましては、弁護人、あるいは場合によっては被告人も一緒に出ていって主張整理していくという点におきまして、やはり一方の当事者から意見を聞くということではないという点で、予断排除の問題はクリアできるんではないかというふうに思っています。  

尾崎純理

2004-04-13 第159回国会 衆議院 法務委員会 第13号

初めに申し上げましたけれども、憲法で、オープンになっている法廷の場面でそれぞれが主張する権利を有しているわけですから、非公開手続の中で主張し、それに触れるからいいんだという説明でもって予断排除原則をちゃんととっているという根拠にはならないと私は思うし、あるいは有罪の心証をとるということもこれで避けられるんだというふうには、私は少なくとも。  

鎌田さゆり

2004-04-13 第159回国会 衆議院 法務委員会 第13号

いわゆる予断排除原則趣旨でございますけれども、公訴提起の際の検察官から裁判所への一件記録の提出を認めないということによりまして、捜査機関心証裁判所へ一方的に引き継がれて、それから裁判所があらかじめその事件実態について心証を形成して公判に臨む、これを防止しているものでございます。  

山崎潮

2004-04-13 第159回国会 衆議院 法務委員会 第13号

鎌田委員 もう本当にこれだけお聞きしただけでも、いわゆる予断排除原則に反するんじゃないのというふうに感じて当然じゃないかなと思うんですが、審議会意見書でも、その予断排除原則には配慮しなければいけないというふうな意見もございますけれども、これに反しないというふうにはっきり根拠を持って御説明をいただけますか。

鎌田さゆり

2004-04-06 第159回国会 衆議院 法務委員会 第10号

現在の刑事訴訟法では、いわゆる起訴状一本主義予断排除原則ということで、公判が始まる前には裁判所証拠に触れてはいけないものとされているわけでございますが、それとの関係で疑問があると言われているわけでございます。  山崎事務局長さんに再度伺いますが、受訴裁判所公判整理手続を主宰するのは起訴状一本主義に反することになるのではないかという疑問に対して、どのようにお答えになりますでしょうか。

森岡正宏